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クビキリサイクルを読んだ

今やってる化物語のアニメが面白いので、
前々から何かと気になっていた西尾維新の本に手を出してみた。

手始めに、デビュー作のクビキリサイクルを買って読んだ。
文庫版じゃない方を買った。値段の差はわずかだったし、結構古い方を好む性質なので。


感想としては、なかなかの良作だと思う。
色々、読んでる最中に気になる部分がないではなかったし、
読み終わってから少し経った今、気になってきたところも色々あるのだけど、
でも、飽きることなく、むしろかなり熱中して一気に全部読んでしまうほどには、
引き付けられる作品だったと思う。

お気に入りキャラは、まず園山赤音。
といっても、途中までであって、真相発覚後は、微妙になったのだけど。

伊吹かなみが何故そうまでしてなりかわろうとしたのか、よく分からん。
七愚人のポストが欲しかった訳じゃないだろうし。
学者としての研究なら、能力的にいくらでもできるだろうし。
過去のしがらみに煩わされずに、新しい自分として生きたかったってところだろうか?
そんなしがらみなど、他の方法でもどうとでもなりそうだしなあ。
それに、彼女が本当に他者への思いやりもある程度もっている人間なら、
人を騙し、人殺しをしてまで、成り代わろうとするだろうか?

気になった点の一つとして、
あんまり、天才って感じの台詞をしゃべる人がいなかったと思う。
お気に入りの赤音さんにしたって、別に、そう大したことを言っているとは思えない。
インテリタイプなら、それぐらいのことは当然言ってもおかしくないなってレベルのことしか言ってないと思う。
とてもじゃないが、常軌を逸した天才の言動とは思えない気がした。
まあ、これはこの作品に限らず、作者が圧倒的な能力を持つ人物のすごさを描くのが難しいって問題があるのだろうけど。
まあ、実際、普通じゃない凄さって、書くの難しいと思うよ。
単純に戦闘力とかなら地球を吹っ飛ばすとかやればいいんだろうからともかく、人格や精神性や発想や存在感の凄さを、想像で書くってのは、難しいと思う。
だから、説明台詞でなんとか読者に凄いと思わせようとするけど、読者はイマイチそのキャラの凄さが伝わってこないという現象が、よくあるのだと思う。

でも、ネットで感想とかを見てると、
この作品に出て来る天才たちの言動に、すげーって素直に感心してる読者も結構いるみたいで、
なんだかなあと思ったりもする。
(例えば、健康がタバコに悪いのだよって台詞とかに感心してる人とか。)
まあ、世の中そんなもんなのかなと思うけど。
まあ、西尾維新の作品は、世間的にも、結構中二病作品として認知されているようなので、
中二的な精神性をもった層に、そういう風に賛美されているだけかもしれないけど。

まあ、でも、
僕も中二病的なのは、好きな部分もあるし、
この作品は、色々気になるところがあっても、
それでも、結構魅力的な作品だと思えたよ。
これからどんどん粗が気になってくるかもしれないけど、
とりあえず、楽しく読了することができたので、評価してもいいと思う。
少し値は張るけど、次の巻も近いうちに読みたいと思う。

ちなみに、寒いと酷評されているっぽい、「いーちゃん、いーじゃん、西尾氏、イチオシ」は、
僕的にはおもしろかった。
駄洒落好きだしさ。

あー、しかし、いーちゃんがうらやましい。
オイラも青色サヴァンとスキンシップしたいんじゃよ。

赤神イリアは、なんつーか、うみねこのベアトリーチェのイメージでずっと読んでたし、
今も僕の頭の中での見た目はそう。
なんとなく。


そうそう、小説を読んだの久しぶりなんだけど、(よく考えると、そうでもないか。こないだ傀儡の4巻読んだし。)
小説って漫画読むよりも長く楽しめていいなと思ったね。
まあ、面白い作品限定だけどさ。
気楽に読めるのは漫画の方だと思うし、何度も読み返し楽しめるのも、漫画の方の気がするし、
漫画だからこそできる表現の良さとかもあると思うけど、
小説だからこそって部分もあると思うし、コストパフォーマンスの良さでは、
小説の方がいい気がしたね。
まあ、ハードカバーの高い本とかなら別だろうけど。
コミックス1冊買うよりは、同じぐらいの厚さの小説買った方が、読むのに時間かかるから、
面白い作品の場合、楽しめる時間が長くていいなと思うって感じのことが言いたいんじゃよ。


話変わるけど、一昨日に、1年ぶりのワンフェスありましたね。
今回はまるでノータッチですが。
ネットでのレポとか見てると、やっぱ多少無理してでも行く価値あったかもなと思う。
まあ、現実的に考えて、仕事に支障が出るので無理でしょうが。
まあ、今の仕事を優先しなければ、何とかなったのだろうし、それも悪くないかもと思ったりもしてたのだけど、
まあ、踏み切れなかったし、今も踏み切れてないわけ。
まあ、終わったことはしょうがないし、あんまり執着しないようにしようと思いますが、
ワンフェス、やっぱ面白そうだなああと。
余裕があれば、またいつか行ってみたいと思う。
見る側としても、出す側としても。

2009/07/28 23:08 | 日記 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) | PAGE TOP▲

西北の公園までもが・・・そして、決意

お久しぶりです。
最近また仕事の忙しさと疲れで、ブログは放置気味でした。


書き忘れてましたが、みつどもえは、何冊かコミックス買って読みましたが、
似たような話が多く、結構すぐに飽きてしまいました。
今も興味がなくなったわけではありませんが、強く惹きつけられているわけではありません。


さて、エンドレスエイトで地元の風景が何度も描写されているのを見ているうちに、
夏の間に、地元だからできる、ハルヒの聖地巡礼的な活動をやろうかと思って、
ここ数日珍しくわくわくしながら計画を練っていたのですが、
本日、聖地巡礼のための情報収集中に、
あるブログでショッキングなニュースを見て、かなり落ち込みました。
http://d.hatena.ne.jp/keyboar/20090713/1247494462

ハルヒの聖地巡礼のメインスポットである、阪急西宮北口駅前の公園が、
今日ぐらいから取り壊されるという情報を得たのでした。

取り急ぎ、先ほど自転車を飛ばして現地に急行、
なんとか取り壊し前の写真を取って来ることはできましたが、
久しぶりにわくわくしながら練っていた計画の実行は、時期的に無理になりそうで、
非常に残念です。

また、ハルヒの舞台だからというだけでなく、地元民として長年親しんできた風景がなくなることに、
寂しさを覚えました。


そして、聖地巡礼に対する思いと共に、
最近自分の中に湧き上がってきていたもう一つの思い、
地元を舞台にした物語作品の製作を、今日決意しました。

それを売って生活するようなことは、現実的にめちゃくちゃ難しいと思いますし、
もし作品作りで収入を得るような生活を目指すにしても、
初めのうちは、もう少しコンスタントに利益を得ることができそうな形態での作品発表が続くことになると思いますが、
しかし、それで食っていくことができようができまいが、完成がいつになろうが、
とりあえず、自分の中で、必ずや1本はそういう作品を作ってやるんだという、
決意が出来たと思います。

まだ細かいことは何も決まっていないに等しいですが、
少しずつでも、作業を進めていきたいと思います。

お金のことも大事ですが、たとえお金にならないとしても、
自分の中でどうしてもやりたいと思う気持ちを大事にすることも、重要だと思うのです。


そうそう、エンドレスエイトでハルヒたちがお茶してた喫茶店も、本日確認しました。
その時カメラ持ってなかったんで、写真は撮ってないけど。



他者との関係について。
やはり、他人に多くを期待するのは、やめた方がいいように思う。
少なくとも、今僕の周りにいる人たちには。
昔と比べると、随分周りに期待を持たないようになったと思うけど、
まだ足りないようだ。
一人ではできることが限られる面もあるけど、
だけど、そもそも同じ方向を見られなかったり、パッションを共有できない相手と無理にタッグを組んだとしても、
ろくな質のものは出来ないと思うし、気持ちよく作業を進めていくことも難しいと思う。

それでも、一応一人ではできなかったことを形に出来るのなら、
多少質が低くても、何も形に出来ないよりはマシだと考えることもできるかもしれない。
そのために、タッグを組む相手との相性の悪さを、一々不満に思わないような、
気持ちの持ちようが、大事なのかもしれない。
何よりも結果を重視し、結果のためなら、過程にあまりこだわらないという姿勢を、
もっと持つべきなのかもしれない。
より満足度の高い生活を送るための、一つの進化として。



2009/07/21 23:25 | 日記 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) | PAGE TOP▲

・相変わらず仕事が大変。
休日も仕事の疲れを取るのでほとんどいっぱいいっぱいという感じか。

作業のやり方には慣れてきたけど、だからといって、疲れが溜まらない訳ではないし。


・ハルヒのエンドレスエイトがまたほぼ同じ内容で続いてて、あきれる。
まあ、それでもそれなりに引き付けられているのだけど。

キョンの妹がかわいく見えてきた最近。
以前は流石にロリッぽすぎてなあとか思ってたけど。

まー、キョンと古泉が特に好き。
別にBL的な意味に限らず。
今日『超月刊キョン&古泉』買ったし。

まー、しかし、なんつーか、
僕って、ちょっと流行を過ぎたものを好きになること多いなあと。
ヒット作には飛びつかず、ほとぼりが冷めるまで待ってから手を出す習性があるからだと思うけど。


・高橋明の傀儡を読み返してる。
やっぱ面白い。
小説の4巻は数年ぶりに読んでも、かなりの読み応え。

絵は昔の方がいいな。
線がまとまってきたりすると、どうもね。

カーレイヒはやはり面白くない。
あくまで傀儡ファンが補完的に読む感じかと。

あと、やっぱり新宿好きだなあと。
雑多な感じが。
関東在住時によく行ってたから馴染みあるし。
ゲットバッカーズの裏新宿・無限城とかも。
傀儡に出て来る地下街とかは、モデルがあるのかしら。
九龍城関係の本でも買おうかなと。こないだ本屋でDVD付きの見たし。

途中でプレイ中断したシェンムー2で九龍城を体験しようかな。
まだそこまでいってなかったんじゃよね。


・ヤングエースが近くの本屋で売ってない!
だからまだ買えてない。
本屋でシーエム流してるのに、1冊も見あたらねえ。
そんなに人気なのかしら。
エヴァ効果だろうけどさ。


・近場をぶらっと。
ハルヒの舞台の近くな訳ですが。
まあ、一昔前と比べて、だいぶ変わったなあと。
寂しいですよ。

あー、あと、やっぱ今の自分は、まだこの町を自分の庭に出来てないなと思った。
なんつーか、切り離された存在な感じ。

今の仕事始めてから、現実感ないしなあ。

自分の記憶の中の、思い出の町並みを再現したい思いはある。
そういうのを作品作りに投影するのもいいかもしれないが・・・。

ひぐらしとかの昭和58年設定に惹かれるのも、そういう関係だと思う。


・最近、学生時代をやり直したいとか、色々思う。
学生時代の自由さを有効活用できなかったという思いとか。
もやしもんのアニメ1話とか見て、思った。

今や、生計を立てるために多くの時間とエネルギーが奪われてる感じだから、
やろうと思えばかなり自由に時間の使えた学生時代の貴重さが分かるというか。

といっても、当時の僕は、ああなるしかなかったし、今の自分でやり直すなんてのは無理なのは分かってるんだけど。

幸せは失って初めて分かる、みたいなフレーズってよくあるけど、僕はあれ嫌いなの。
なんか、それって違うんじゃないのって感じがして。
僕の学生時代だって、幸せを感じられてたわけじゃないし。
ただ、今の自分でやり直せるなら、幸せを感じやすいだろうなってだけで。

2009/07/11 00:34 | 日記 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) | PAGE TOP▲

マンキン最終巻を遂に読んだ

・相変わらず、仕事で大変な日々です。
よほどのことがない限り、当分は続けるつもりだけど、あんまり長く続けるつもりはないです。
これでは、総合的に見て生活の満足度が低い。
生活が仕事中心になりすぎで。そうしたくはないのに。
いや、仕事が生きがいとかならいいんだけどね。


・マンキン完全版の最終27巻を買いました。

完全版で買ったのはこれが初めて。
できればもう少し後に終盤の巻をまとめ買いしてじっくり読もうと思ってたんだけど、
都合で早めに読んでおいた方が良さそうだったので、27巻だけ買った。
26巻までの書き下ろし分は、立ち読みで大体読んだはずだし、一応話は分かってる。
できれば、順番にじっくりと読みたかったんだけどね。

で、感想だけど、
なんというか、十祭司とのバトルは退屈だし、色々はしょってるなあって感じで、微妙なところも多かったけど、
でも、色々感銘を受ける終わり方だったなと思う。
作者もあとがきで「物足りないかもしれない」とか書いてるけど、
たとえそうだとしても、何か心に残るものがある最終回だったと思う。
完全版で真・完結編をやった価値は十分にあったと思う。

まだまだ自分の中で未消化な感じだけど、何か心を揺さぶられたのは事実。
それは何の感慨もないよりは良いことなのかもしれないけれど、
でも、読み終えてみて、なんだか、空虚感?にも襲われている。
まあ、長く付き合ってきたものが終わるときには、毎度のことなのだけど。

マイケルの死や、近所の本屋が潰れたこと、学生生活との決別や、その他色々と、
最近、自分の中で一つの時代が終わったなと感じることが多い。
マンキンの完結を見たことも、その一つだ。


ハオを説得する展開になるのはプリンセスハオの段階ではっきりと分かっていたけど、
説得して世界が丸く収まったって感じにならなかったのは、良かったと思う。
ハオが憎んでいた人間の愚かさを認めつつも、そんな人間の世界とそれぞれのやり方で一生懸命向き合い続ける、葉や蓮やホロホロたちの姿を見て、やはりマンキンは素晴らしいテーマを描いた作品だったと、改めて思った。


蓮はメイデン様と結婚したんすね。
最初は誰かと思いましたが。ピリカ?とか思ったり。
まあ、蘇生時などにフラグ経ってたから、納得な感じ。
良い組み合わせだと思うよ。
でも、銀髪で赤眼とかは、白黒なんであんまりイメージ湧かなかったな。
そういや、メイデン様って、アルビノなのかしら。
アルビノいいっすよねえ。
つーか、昔読んだ後日談編で、メイデン様の入れ物が、ふんばり温泉の物置にあるのを見て、メイデン様の遺品かと思ったから、生きてるようでちょっとうれしい。

ハオはもう少し複雑な考えを持ってるのかと思ったけど、あっさりしすぎな感じで、
なんだか拍子抜けな感じ。
まあ、よく読んでれば、バカの一念的な精神だというのは分かったのだろうけど。

ミッキーは何故死んだの?
好きなキャラなんで、あんま早死にして欲しくない。
まあ、霊として活躍中みたいだけど。
つーか、結局、どれだけの人間が生き返ったの?
ハオの覚醒まで生き残ってた人だけ生き返った(あるいは、霊としてグレートスピリッツの外に出た)のかな?
ハオ覚醒前に死んでたマルコやラキストは死んだまま?
マルコ好きなんだけどなあ。
いや、別にどうせいつかは死ぬんだし、死んだらダメってことはないけど、
その後の世界でマルコがバリバリやってる姿も見てみたいと思うしさ。


・煉瓦さんの新連載

久しぶりのブログ更新で発表されてたね。
ヤングエースでやるやつ。
連載なのね。
で、キャラはAKB48をモデルにしてるみたいですね。
相変わらず、やりたい放題な感じが。
今回は流石にいいのか?って疑問。

日本刀とか、グローブとか、伊吹でやりきれなかった分もやろうとしてるように見える。

まー、そこそこ期待だけど、あんまり重厚感のある作品にはならなさそうなので、
過度な期待は禁物か。

伊吹も、世界設定的には結構重厚感を出せそうだったと思うけど、
煉瓦さんの描くキャラだと、やっぱ限界があったと思うし。
まあ、別にそういうのが描きたいのなら、それはそれでいいと思うのだけど、
何を求めるかって感じの話。

煉瓦さんの作風だと、ブラフマンぐらいの設定があってる気がするよ。
あんまりハードなのやろうとしても合わないだろうし、
あんまりお馬鹿な感じにすると、それはそれで軽すぎる感じがするし。
つーか、ブラフマンがすげー好きなので、なんとか復活させて欲しい。


・みつどもえにはまる

最近、みつどもえを読み出した。
雑誌でチラチラ見てたこともあるのだけど、しっかり読むようになったのは、最近。
昔ゴキが出て来る話を雑誌で読んで、抵抗感があったのも、今まで距離を置いていた一因。

ひとはがかわいいんだけど、冷静に考えると、人でなしだと思うことも。
まあ、漫画のキャラだからってことなんだろうけど、現実にこういうやついたら嫌だよなと思うようなキャラが氾濫していることに、違和感を覚えることがある。

ふたばは良い子だなと思う。すげー漫画的なキャラだけど。
みつばは、根は良い子かなと。父親とかへのきつい態度も、愛情の裏返しに見える。
ひとはは、優しいところもあるけど、人格破綻的なところもあるようで、ある意味リアルな少女かも。
本気で父親をうざがってそうなところとかも。
まあ、本気でうざいってのと、なんだかんだで家族ってのとの、ない交ぜな感じだと思うけど。

丸井家のパパは良い人そうだから、何で嫌うの?って感じに見えるけど、
実際、別に特に悪い親でなくても、ふたばみたいに見るからに親大好きって感じの子どもなんて、
めったにいないと思うし、みつばやひとはぐらいのが現実的かもしれないけど、
漫画の中だと、お父さんかわいそうだなーとか、お父さんに冷たいひとはとかは、人間としてどうなの?とか思ったりもするんだよな。


・ハルヒのエンドレスエイトが、2回目と3回目が殆ど同じで、ちょいショック。
2回目は良かったけど、3回目は意味あるのか?って感じ。
2ちゃんでは、長門の気持ちが分かるように、とか言ってたりして、
それはそれでそうかもしれんが、退屈だと思う。

2009/07/04 01:01 | 日記 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) | PAGE TOP▲
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